手縫いでOK! 避難後はほどいてタオルとして活躍
家族分作って、「もしも」に備えませんか
今回、教えてくれたは素鵞地区女性防火クラブ会長で、松山市女性防火クラブ連合会の理事も務める近藤コトエさん。平成19年にオリジナル防災ずきんを完成させてから、地区内外で作り方教室を実施し、広めています。
「ある時、拓川町の自主防災の会長から、防災ずきんが作れないかと相談されたのがきっかけ。身近なもので、簡単に、そして避難後にも役立つもの…と考えに考えました」。
そこで、主婦でもある近藤さんが目をつけたのがタオル。例えばフェイスタオルなら3枚、手縫いで縫い合わせるだけ。避難後は、ほどいてタオルとして使える点も便利です。
「子どもさんでも簡単に作れるので、防災の大切さを話し合いながら親子で作って欲しいですね」と近藤さん。
さらに防災ずきんに変身するエコバッグ、エプロンも考案。備えを呼びかけています。
※同ホームページの防災ずきんの作り方はオリジナルですので、写真・作り方等の無断転用・複写・再配布禁止します。下記の作り方を利用したい方は編集部にご連絡を。TEL 089-931-7066
防災ずきんの作り方
準備するもの
●フェイスタオル3枚
●1mくらいの紐
※縫い糸は手で切りやすいので木綿糸がおすすめ
【応用編】いつでもパッとかぶれるエコバッグ&エプロン
準備するもの
●キルティング布…布50×90cm
●オープンファスナー40cm
●フェイスタオル1枚
※バッグはミシン、手縫いどちらでもOK。タオルだけは木綿糸で手縫い