医療法人 田窪リウマチ・整形外科

早期診断・治療に尽力

　“地域でのリウマチかかりつけ医に”と取り組む田窪リウマチ・整形外科。院長の田窪伸夫さんのほか、2021年4月に廣松崇史さんが副院長に就任、医師2人体制で治療を行っています。
　田窪院長は「この病気は進行性で関節の変形や破壊を起こします。発症初期から徐々に進行するため、発症早期で診断・治療を始め、病気のコントロールを図り、根気よく治療を続ける必要があります」と話します。
　治療は、薬や生活指導、リハビリテーション、手術で、「病勢の把握に加え、日常の生活動作やサポートするご家族、生活背景について伺い、患者さんごとに治療方針を決定。医師、看護師、理学療法士が情報を共有して治療にあたります。起床時の手のこわばり、手指の関節の痛み、腫れなどの症状がある方は、早めにご相談ください」と院長。
　変形性関節症や頸部痛、腰痛の治療にも注力し、投薬やリハビリのほか、手術も行っています。

　リハビリテーションを重視する同院では、7人の理学療法士が勤務（2021年9月現在）。関節リウマチや変形性関節症による関節の変形・機能障害の抑制と筋力・可動域の維持を図るプログラムを作成し、患者さんと一緒にリハビリを進めています。 　

　毎週土曜は麻酔科専門医（日本麻酔科学会認定）の安部俊吾医師が、痛みの治療（ペインクリニック）を担当（予約制）。「長引く痛み、ご相談ください」